●デジタル・ネイティブの子どもたちのデジタル機器利用状況は? (2013年04月04日)
ベネッセコーポレーションが子どものデジタル機器利用に関する調査を、年少から小3の保護者を対象に実施しました。
今の子どもたちの多くは、生まれた時からインターネットやパソコンがある環境の中で育ってきた世代。そのような世代を指す「デジタル・ネイティブ」という言葉があります。
自分の子どもが「デジタル・ネイティブ」だと思う保護者は、子どもの学齢に関わらず8割前後という結果でした。
そんな子どもたちが、自宅のデジタル機器をどれくらい利用するかというと、小1から過半数を超えています。利用させる目的は、「遊び」が7割以上で、「学習」の3倍以上です。利用する機能としては、「子ども向けサイト」が半数近くを占めています。「アプリやソフト」の利用についても、「学習用」と「遊び用」が約3割ずつです。
子どもの教育に、タッチパッドなどのデジタル機器を用いることについては、「賛成」の割合がやや高い結果に。保護者の賛否は大きく分かれています。一方で子育てに役立っているのかという問いでは、「役立っている」と感じている保護者は過半数を超えました。こちらも反対も多いことから、意見が二分されていることがわかります。
子どもが小さいころのデジタル機器の利用については、「何事に対してもデジタル機器に依存するようになってしまうのではないか」という不安を挙げる保護者がいる反面、「利用時間を決める」「子どもが勝手に操作できないようにパスワードを設ける」「保護者と一緒に利用する」など上手に機器と付き合っている家庭もあります。「デジタル・ネイティブ」の子どもたちからデジタル機器を遠ざけるのは無理なこと。上手に利用させる環境を整えてあげなければなりませんね。
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投稿者 kksblog : 2013年04月04日 22:01