●中学英語教員で英検準1やTOEIC730以上を取得している、27.7% (2013年04月04日)
文部科学省により、公立中学校(中等教育学校前期課程を含む)および高等学校(中等教育学校校規課程を含む)における英語教育の状況について調査が行われました。
中学3年生で3級以上を取得している生徒は16.2%。取得はしていないが英検3級相当の英語力を有すると思われる生徒は15.0%で、合わせると31.2%となり、平成23年度調査結果より5.7ポイント増加しました。
中学で英語の授業で活用するために雇用等しているALTの総数は8,505人。ALT総数に占める割合は、JETプログラムによるALTが30.1%と最も多く、次いで、請負契約によるALTが20.7%。JETプログラム以外で自治体が独自に直接雇用しているATLは20.1%、契約派遣によるALTは18.5%となっています。
英語担当教員のうち、英検準1級以上またはTOEFLのPBT550点以上、CBT213点以上、iBT80点以上またはTOEIC730点以上を取得している割合は、全体の27.7%。当該試験を受けた経験を持つ割合は、全体の75.4%でした。
一方、高校3年生に所属している生徒のうち、英検準2級以上を取得している生徒は10.6%。取得はしていないが英検準2級以上相当の英語力を有すると思われる生徒は20.4%で、合わせると31.0%となり、平成23年度調査結果より微増しています。
英語の授業で活用するために雇用等しているALTの総数は2,635人。ALT総数に占める割合は、JETプログラムによるALTが最も多く60.4%。次いで、JETプログラム以外で自治体が独自に直接雇用しているATLが15.9%、請負契約によるALT15.0%、そして契約派遣によるALTは5.0%となりました。
英語担当教員のうち、英検準1級以上またはTOEFLのPBT550点以上、CBT213点以上、iBT80点以上またはTOEIC730点以上を取得している割合は、全体では52.3%。当該試験を受けた経験を持つ割合は、全体の74.6%でした。
生徒も教員もともに外国語能力を向上させていくことが重要です。学ぶ姿勢を忘れず、一歩一歩と前進していきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年04月04日 21:26