●NECが、北九州市教育委員会へ校務支援クラウドを提供しました (2013年04月03日)
NECが、NTT西日本と共同で、北九州市の幼小中特別支援学校210校、教職員約6,000人が利用する校務支援サービス基盤を、構築しました。
北九州市教育委員会は、2012年4月より、順次サービスを利用開始しており、いよいよ2013年4月より全面稼働することとなります。
2009年度に行われた、政府の学校ICT環境整備事業を受け、教職員への一人一台のPC端末の整備と校務の情報化が進みつつあります。北九州市では、紙で記録・管理していた文書を電子化することにより、児童・生徒の成績管理やワークフローによる承認などの校務の効率化します。
また、教職員が転勤の際、スムーズに転勤先の業務を習得できることや、高いセキュリティレベルで情報を一元管理する必要性といった観点から、こうして校務のクラウドサービス利用を開始することになりました。
このたびのクラウドサービスは、NECが校務支援パッケージソフトウェア「学びの扉 校務支援システム」を活用して行うもので、グループウェアや校務支援サービスをデータセンターからネットワークを通じて利用することができます。
北九州市教育委員会は、クラウドサービスによる校務の情報化によって、業務の効率化を図ったことで、教職員が、児童・生徒と接する時間を、より多く取れるようになりました。
また、教育委員会と学校の文書連絡も効率化し、要報告事項の期日前回答率は以前の約70%から95%へと向上しています。
IT化することで、効率化へと繋がり、効率化することによって、色々とよいことへ繋がっていることが、よくわかりますね。
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投稿者 kksblog : 2013年04月03日 02:23