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海外留学とひとくちに言っても、交換留学と私費留学では期間や費用など、異なる点がいろいろあります。交換留学は各実施団体の「交換留学プログラム」に申し込み、選考試験に合格する必要があります。一方で私費留学は、期間や留学先、滞在形態を選べる、自由度の高い留学プログラムです。

交換留学は異文化交流や国際理解を深めることを目的としたプログラムで、現地の一般家庭にホームステイし、公立の高校に通います。滞在先家族の一員となり、勉強だけでなく、地域社会での活動など積極的な参加が求められます。留学先の国は選べますが、地域や学校を自由に選ぶことはできません。期間は1学年（10カ月程度）と決まっています。

私費留学は短期の語学研修から、異文化交流や国際感覚を深める、さらには海外の大学進学を視野に入れ、卒業を目的とした留学まで、それぞれの目的に応じたスタイル・機関が選択できます。多くは留学斡旋業者を通し、業者による選考試験はありません。ただし、受け入れ先の学校の入学要件を満たす必要があります。

こういった留学の基礎知識から、留学する時期を見据えた準備についての情報、留学を実施または斡旋してくれる団体の情報、そして実際に留学した先輩たちの体験談など、留学について役立つ情報がいっぱいです。世界のグローバル化の中で、今後ますます国際社会で活躍できる人材が求められていくでしょう。高校生という時期に留学にチャレンジすることは不安も大きいでしょうが、得られるものも大きいはずです。まずはこのリーフレットを読んで、留学について学んでみませんか。

佐賀県：高校生留学啓発リーフレット「中高生のための海外留学ガイド『留学』ってなに？」を作成