●ヒトの体の動き・構造を徹底解剖!iPadアプリ「temLabBody」 (2013年04月05日)
世界で初めて、生きた人間の骨格の動き・人体の形態を忠実に再現したデジタル教科書、iPad用3D人体解剖アプリ「teamLabBody(チームラボボディ)」がチームラボより発売されました。人体解剖学におけるデジタル教科書としての利用をはじめ、接骨院やエステ、ヨガ、トレーニングといったヘルスケア関連や、デッサンやスケッチ、マンガ、アニメーションの資料など芸術関連の領域でも使えます。
さらに大阪市北区にあるキッズプラザ大阪で、「teamLabBody」を使った体験型展示コーナーが誕生しました。アプリを元にした、直感的に操作できる大型タッチパネルの人体解剖模型「キッズラボBODY」、画面で全身の骨格モデルが、子どものからだの動きに合わせて自由自在に動く「ほねほねスキャン」を体験することができます。
「teamLabBody」は、大阪大学運動器バイオマテリアル学教授の菅本一臣教授が、10年以上かけて全ての関節の形態や動きを解析、習得したモデルが元となっています。この研究のきっかけとなったのは、整形外科疾患の治療過程で生きた人間の関節の三次元的な動きを解析する手法を開発したことです。そこで、人間が自分の意思で動かした関節の動きは、従来の医学教科書に記載されている献体を用いた動きとは異なることを明らかにしました。
モデルを作成するにあたっては、20~30名の研究協力者を募り、関節をCTやMRIで撮影したものを、コンピュータプログラミングで解析したうえで、前身の筋肉・神経・血管・骨・関節をビジュアル化したということです。全身が見られる「teamLabBody」は2600円のほか、頭頚部のみに限定したLite版(85円)も同時発売されています。
キッズプラザの「キッズラボBODY」では、1000近くに及ぶ全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨格を3Dで見ることができる筋肉モード、生きた人間の主要な関節の動きを3Dで見ることができる骨モードがあり、タッチして遊びながら人体について学べます。「ほねほねスキャン」は体験している子どもの顔の映像が頭がい骨部分に映し出され、体だけがガイコツになった体験ができます。
理科室の模型や、教科書の解剖図を「怖い」と感じる人は多いでしょうが、でも実は、自分たちの皮膚の中にはそれがあるんですよね。アプリで見る筋肉や関節の動きと、自分が実際に動く様子を見比べると面白そうです。
生きた人間の骨格の動き・人体の形態を忠実に再現したデジタル教科書、3D人体解剖アプリ『teamLabBody』を発売:チームラボ
「teamLabBody」を使った体験型展示コーナーが誕生:チームラボ
« 幼稚園と保育所の共有化施設、年々増加傾向に~平成24年度幼児教育実態調査 | トップページへ TOIEC(R)満点講師がスコアアップの秘訣を伝授 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2013年04月05日 09:59