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各学校が「CAN-DOリスト」の形で学習到達目標を設定する目的は、第一に、外国語能力向上のために、生徒が身につける能力を各学校が明確化し、教員が生徒の指導と評価の改善に活用すること。

そして第二に、学習到達目標を言語を用いて「～することができる」という能力記述文の形で設定することにより、学習指導要領を踏まえた４技能を有機的に結び付け、総合的に育成する指導につなげること。

第三には、教員と生徒が外国語学習の目標を共有することが挙げられています。以上により、生徒自身にも言語を用いて「～ができるようになりたい」、「～ができるようになることを目指す」といった自覚が芽生え、自律的学習者としての態度・姿勢が身につくとともに、「言語を用いて～ができるようになった」という達成感を得ることが可能としています。

英語力を高めていくには、教員・生徒ともに明確な目標をもって学習を進めることが大切ではないでしょうか。

各中・高等学校の外国語教育における「CAN-DOリスト」の形での学習到達目標設定のための手引き：文部科学省