KKSブログ: 小中学生向け消費トラブル回避BOOK発行　岐阜県

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岐阜県教育委員会は、子どもたちが消費者トラブルに巻き込まれないよう、副読本「消費者知識知っトクＢＯＯＫ」を作成し、岐阜県内の小中学校に配布しました。また多くの方に読んでもらえるようホームページでも公開されています。

平成23年に、岐阜県の消費生活相談窓口に寄せられた相談のうち３００件ほどが未成年からの相談で、そのうち８割以上がインターネット有料サイトに関するものだったそうです。トラブルに巻き込まれないよう、正しい知識を身につけ自分で判断して行動できるよう二との思いでこの副読本を作成したということです。

よい社会を作るためとして、商品を選ぶ力や売り方や商品がおかしいと気付く力を身につけて、賢い消費者となるための学びとして、「お金の大切さ」「選ぶ」「はらう」「カード」「インターネットトラブル」「悪質商法」の７つの項目に分けて記載されています。

子どもたちにとって身近になったインターネットではトラブル件数も年々増えているそうです。具体的な事例をあげて解説されていたり、クイズ形式になっていて子どもが楽しみながらわかりやすく知識を身につけられる構成になっています。

普通に買うより安いからと言って、違法なサイトから偽ブランド品の購入や、映像・音楽などをダウンロードするなど、自分では意識をしないで犯罪に加担してしまうことにもなりかねません。子どもに限らず、大人にも有用なパンフレットとなりそうです。

教育家庭新聞社Web