●美しい鉱物写真と解説が魅力!「一家に1枚 鉱物-地球と宇宙の宝物-」 (2013年04月02日)
文部科学省は、科学技術の理解増進施策の一環として、科学技術週間に合わせて「一家に1枚 鉱物-地球と宇宙の宝物-」を製作。今後、「一家に1枚 鉱物-地球と宇宙の宝物-」については科学技術週間での配布などを通じて普及を図りたいとしています。
「漢字一文字+『物』」で表記される物は、生物、動物、食物など、ごく基本的な存在であり、鉱物もその一つ。しかし残念なことに鉱物は、子どもにも大人にもなじみが薄いのが現状です。
このポスターでは、鉱物の多様な側面をわかりやすく見せることに成功。美しい鉱物写真と専門研究者による最新の研究成果を反映させた解説は、学校教育や社会教育の現場、また家庭内でも、身のまわりで使われている物質、資源やエネルギー、環境問題を考えるうえでの話題を提供してくれます。
ポスターのほぼ4分の3の領域は、鉱物が生成する主な場所である地球に加え、地球の原材料であったかもしれない小惑星、そして最近の研究から鉱物が見つかってきている太陽系外の原始恒星系に似た場を背景に配しています。
大部分は広大な宇宙空間にあたりますが、そこにいろいろな鉱物を紹介するコラム、鉱物の性質を解説するコラム、そして鉱物にまつわる先端的研究を紹介するコラムもちりばめられています。さらにポスターの残り4分の1の領域では、鉱物と私たちの暮らしのかかわりをビジュアル解説しています。
平成24年度から高校理科の新学習指導要領が実施されたことにより、鉱物の科学を含む地学の履修率は大幅に改善される見込みとなっています。特に平成25年度は多くの学校で地学が新規に開講され、各種教材の需要が大いに高まると見込まれています。
このポスターの主な配布先は、全国の小・中・高等学校にサンプルとして2部ずつ配布(約8万部)。また、全国の「一家に1枚 鉱物-地球と宇宙の宝物-」配布協力科学館/博物館等を通じて、科学技術週間の始まる4月15日(月曜日)から配布(約15万部)の予定となっています。このほか、科学技術週間に実施する文部科学省イベントなどでも配布予定です。
鉱物に関心を向けていくことによって子ども達の興味の幅が広がるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年04月02日 23:00