●動物園・博物館・美術館でサルを知る「上野の山でサルめぐり」参加者募集中 (2013年03月19日)
上野恩賜公園のある場所は、周辺より少し隆起した台地になっており、そのため「上野の山」とも呼ばれています。公園と言っても、その中には池や遊歩道だけでなく、多くの博物館や美術館が建ち並んでいます。
平成25年度の「国際博物館の日」記念事業として、上野の山にある、東京国立博物館・国立科学博物館・恩賜上野動物園が連携し、「サル」をテーマに3つの施設を巡りながら、動物の観察や抗議、美術品の鑑賞を行うユニークなセミナーが行われます。現在、このセミナーの参加者を募集しています。
日程は平成25年5月19日(日)9時からで、参加者の対象年齢はセミナー開催時に小学校5年生以上であることで、応募者多数の場合には、小学校高学年、中学生、高校生を優先的に抽選します。参加費は無料ですが、お昼をまたいで実施されるので、昼食や飲み物は持参となります。応募は往復はがきで、締切は4月30日(火)です。
当日のコースは、恩賜上野動物園→国立科学博物館→東京国立博物館の順で巡っていきます。それぞれの場所にふさわしいテーマで、サルについて学んでいきます。
恩賜上野動物園では「生きたサルの観察」がテーマです。バナナが好き、木登りが得意、など私たちの持つサルに対するイメージは、果たして実際のサルにも当てはまるのでしょうか。上野動物園には現在約20種類のサルの仲間がいます。そのうちのいくつかについて、体つきや暮らしぶりを観察し、共通点や多様性を見つけていきます。
国立科学博物館でのテーマは「サルの骨格」です。名前に「サル」がついていてもサルではないグループ、サルの仲間だけどサルではないようなグループなど、一口にサルと言ってもいろいろです。その秘密について、骨格をじっくり観察して探ります。
東京国立博物館では「美術の中のサル」をテーマに、美術作品のモチーフとなったサルたちを鑑賞します。サルの形をそのまま題材にしたもの、物語にしたものなど、そしてここまで見てきたサルの特徴も踏まえて、サルのイメージを探っていきます。
一つのテーマについて異なる3つの施設で学ぶことができるのも、文化施設が集中している上野ならではですね。違った視点で見る体験をすることで、観察力、考察力が身につきそうです。
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投稿者 kksblog : 2013年03月19日 06:27