●8割の保護者が満足と回答した謝恩会の有無は、学校種により差があり (2013年03月15日)
卒業式シーズンですね。ベネッセコーポレーションが、6歳から20歳の子どもをもつ保護者を対象に「謝恩会」について、アンケート調査を実施しました。
調査は、謝恩会、卒業を祝う会、茶話会など、主に保護者が園や学校に感謝する目的で開く会をまとめて「謝恩会」とし、その開催の有無、参加費の額、会場、催しの内容などについてをアンケート。調査結果から、謝恩会に「満足した」という保護者は8割を超えることがわかりました。
まず、子どもが卒業した園・学校での、謝恩会有無ついては、「保育園・幼稚園」では6割以上ですが、「小学校」では5割をやや下回り、「中学校」では3割未満、「高校」では4割未満でした。参加者に人数については、「50名以上150名未満」と答える保護者が約5割。「30名以上50名未満」が約2割、「150名以上」が約1割でした。参加は必須ではなく「自由」だったという保護者が6割を超えているので、自主的に参加した保護者が多いようです。
参加費は1人あたり「3,0000円未満」だったという保護者の割合が最も多く、「原則無料」を含めると6割近くなります。会場としては、「体育館や講堂」が最も多く、「多目的ホール」、「ホテル」、「レストラン」と続いています。内容としては、先生への「花束贈呈」が約7割で最も多く、「食事会」「感謝・メッセージカードの贈呈」が5割前後で続いています。
謝恩会で満足した点について最も多く挙がったのが「雰囲気」で、「会の運営全体」、「出席者の様子」と続いています。しかし、これらを「不満」として挙げる保護者も多いことから、印象を大きく左右するポイントであるといえそうです。
調査結果に加えて、PTAなどで謝恩会の担当委員を経験した保護者からのアドバイスも紹介されています。これから準備にあたる人には参考になるのではないでしょうか。謝恩会のエピソードはさまざまあるようですが、卒業時の良い思い出のひとつになるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年03月15日 20:31