●3月は自殺対策強化月間!悩んでいる人に寄り添うゲートキーパーの重要性 (2013年03月05日)
内閣府は、ウェブ上で特設ページ「平成24年度自殺対策強化月間」を公開。3月は自殺対策強化月間ということで、さまざまなコンテンツが用意されています。
自殺対策で有用とされている「ゲートキーパー」は自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人を指します。いわば「命の門番」とも位置付けられています。
同省は、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要と指摘。1人でも多くの人に、ゲートキーパーとしての意識を持ってもらい、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながるとしています。
「自殺総合対策大綱(平成19年6月8日 閣議決定)」においては、9つの当面の重点施策の一つとしてゲートキーパーの養成を掲げ、かかりつけの医師を始め、教職員、保健師、看護師、ケアマネージャー、民生委員、児童委員、各種相談窓口担当者など、関連するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなってもらえるよう研修等を行うことが規定されています。
また、ゲートキーパーは、日本のみならず海外でも、自殺対策の分野でも広く使用されている用語、概念であって、WHO(世界保健機構)を始め、多くの国々で使用され、その養成プログラムが実施されています。
同ウェブページ上では、「誰でもゲートキーパー手帳」の簡易版リーフレット、研修用DVD、研修用テキストなどが用意されています。
自殺を防ぐには、より多くの人がその人の言動によって“命を救うことができる”という意識を持つことが大切なのかもしれません。
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投稿者 kksblog : 2013年03月05日 05:04