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スマホなどモバイル端末の増加で家庭内のセキュリティもできない状態に (2013年03月03日)

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マカフィー(株)が、『2012年の家庭でのセキュリティ実態調査』を実施し、結果を発表しました。

20~59歳の日本人を対象にオンラインで、昨今、盛り上がりを見せるモバイル端末やPCごと、また家族ごとにフィルタリングソフトの導入実態から、日本のコンシューマにおけるセキュリティの意識を調査。回答者の8割弱が家庭を持っていましたが、そのうち7割以上が「セキュリティに関心がある」と回答しました。

回答者のうち9割がPCにセキュリティ製品を「導入している」と回答。一方で、スマートフォンは5割強、タブレットは3割程度です。しかし、PC、スマホ、タブレットをすべて使用している回答者の9割以上は、「インターネットセキュリティソフトは、PC、スマートフォン、タブレット端末ごとに導入する必要がある」と考えています。

家庭内のインターネットセキュリティ管理者について、男性の9割は「自分自身」と回答。家庭内でPCを管理してきた“お父さん”の立場はさほど変わっていないようですが、取り巻く環境は大幅に変わってきています。家庭内に多数のデバイスが入ってきた上、パーソナル性の高い端末が増えたことで、お父さん一人では管理が出来ない状態になりつつあります。

配偶者、子どもや親が使用する端末に「セキュリティソフトを導入している」と回答したのは、「自身で使う」と比べて10%低い結果が出ています。子どもに対しては、「ゲームだけでインターネットはしない」「子どものスマートフォンの管理はまかせている」 といったコメントが寄せられており、利用者本人に任せてしまっていることが伺えます。

家庭内のインターネット接続端末が多くなるほど、意識が低下。基本的に家族がいる回答者のほうがセキュリティへの意識が高い反面で、スマートフォンやタブレットなど、「家族で共有する」感覚が薄い端末が増えたため、一人では管理をしきれないようです。新年度を迎えるこの機会に、家族でインターネットや端末の使い方を見直したり、インターネットに接続する端末にセキュリティソフトをインストールする対策など、検討してみてはいかがでしょうか。


マカフィー | 日本における「2012年の家庭でのセキュリティ実態」の調査結果を発表



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投稿者 kksblog : 2013年03月03日 11:23


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