●小学生のスマートフォン使用率は約1割『子どもライフスタイル調査』 (2013年03月01日)
(株)アスキー・メディアワークスが、(株)角川アスキー総合研究所と共同で、『子どもライフスタイル調査2013冬』を実施しました。
調査はアスキー・メディアワークスが発行する男子小学生向けゲーム情報誌「デンゲキニンテンドー for KIDS」と女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に実施し、回答者から小学生を抽出して、集計分析しています。その結果、小学生のスマートフォン使用率は、男子11%、女子9%であることがわかりました。
自分で使っているデジタル情報機器は、「タブレット」の使用率が男子12%、女子13%で、スマートフォンもタブレットも1割強にとどまっています。スマートフォンが今後ほしいと回答した子どもは、男子28%、女子29%です。なお、男子小1~3年生の43%、男子小4~6年生の60%、女子小1~3年生の45%、男子小4~6年生の61%が「パソコン」を使用していると回答しています。
デジタル情報機器でやっていること、やりたいことについては、「ゲームをする」が最も高く、「ホームページを見る」「ユーチューブやニコニコ動画を見る」と続きます。また、ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲が注目されている昨今、男子小4~6年生の15%、女子小4~6年生の28%が、「よく聴く」または「たまに聴く」と回答しています。
みたい電子書籍・雑誌のジャンルは、「コミック」との回答が男子小学生で66%、女子小学生で49%。女子小4~6年生は男子に比べて「教科書・参考書」「辞書」の比率がやや高く、勉強に使うのに意欲的な傾向です。
1日あたりそれぞれのメディア接触にどのくらい時間を使っているかを聞いたところ、男女とも最も接触時間が長いのは「テレビ」。小4~6年生での時間が長く、男女とも3時間を超えています。次いで長いのが「ゲームをする」で男子小4~6年生で2時間19分、女子小4~6年生で1時間8分です。
デジタル情報機器への依存が懸念されるところですが、読書時間について調査したところ、男子小学生の32%、女子小学生の42%が「以前より増えている」と回答しています。子どもにもデジタル情報機器が欠かせない存在であることは明らか。うまく取り入れたライフスタイルを大人が作ってあげる必要がありそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年03月01日 16:27