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地上を見守る「だいち2号」のミッションマークを選ぶキャンペーン実施中! (2013年03月06日)

daichi_130306.pngJAXAは、2013年に打ち上げを予定している「陸域観測技術衛星2号」の愛称を「だいち2号」に決定しました。前身である「だいち」のミッションを継承・発展することから名づけられたそうです。「だいち2号」の名称決定を記念して、また「だいち2号」を多くの人が興味を持ってくれるよう、ミッションマークキャンペーンを実施します。

現在、「だいち2号」のミッションマーク候補は3点あります。その中から「だいち2号」のミッションにふさわしいと思うミッションマークを1つ選んで応募するというものです。投票で選ばれたミッションマークは、「だいち2号」をより身近に感じられるシンボルとして、「だいち2号」に関する文書や広報活動に使われます。

投票は「だいち2号」のミッションマークキャンペーンサイトから行い、締め切りは日本時間の3月25日(月)12時までとなっています。原則として応募数が最上位のものがミッションマークとして選ばれ、決定したミッションマークデザインの投票者全員に、記念品としてミッションマークステッカーが、さらに抽選で100名に「だいち2号」オリジナル記念品がプレゼントされます。投票結果は、4月中旬ごろJAXAのホームページなどで公表される予定です。

「だいち」は2006年に打ち上げられ、地震や津波、台風などの災害状況の観測や森林監視、農業分野、消防分野など幅広く活躍してきました。東日本大震災では、被災地の様子を400シーン撮影し、各関係機関に情報を提供し続けました。設計寿命3年、目標寿命5年を超えて運用されていましたが、2011年4月に電力異常により交信不能となり、5月に送信機とバッテリーを停止するコマンドを送信し、運用を終了しました。

「だいち2号」はその後を担う後継機ですが、「だいち」よりさらに精度の高いデータを提供できるセンサを搭載し、森林観測の結果や災害の状況などを、より詳しく把握することが可能になると期待されています。候補にあがっている3つのミッションマーク、どれもステキなデザインで選ぶのに迷いそうです。こうしたイベントに参加することで、人知れず役立ってくれている人工衛星について「もっと知りたい」と興味がわいてきますね。

陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)のミッションマークキャンペーンについて



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投稿者 kksblog : 2013年03月06日 06:33


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