●2014年度新卒採用は厳選採用ながら採用対象は拡大~ディスコ (2013年03月24日)
就職情報会社のディスコが、全国の主要企業8,686社を対象に、2014年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を実施しました。
調査結果から、新卒採用は厳選採用が継続しますが、採用対象は拡大傾向であることがわかりました。
採用見込みは堅調で、増加」と回答した企業が24.3%で、「減少」の10.6%を大きく上回っています。採用属性ごとにみても、すべて「増加」が「減少」を上回っており、従業員規模別や業界別をみても、同様の傾向を示しており、規模や業界を問わず、採用意欲の高さが表れています。
「採用重点層を設けない」という企業は減少しています。ターゲットを明確にしたうえで、かつ、採用数増加の対策の1つとして、採用対象を広げることでカバーしようという戦略がうかがえます。
日本人留学生の採用意欲はさらに高まるようです。日本人留学生を採用している企業を対象に採用する目的を聞いたところ、最も多いのは「優秀な人材を確保するため」の78.7%で、前年同期調査より増加。日本国内にももちろん優秀な学生はいますが、海外に目を向け学問を修めた人材を優秀だと評価する企業が多いことがわかります。
米英の大学で教育を受けた人材を求める企業が依然として多い一方、中国や東南アジアなど、新興国への進出やビジネス展開を視野に入れた企業の人材事情が反映されています。中小企業においては、「中国」の割合が高く、大手では「インド」の割合が高い結果となっています。
厳選採用で優秀な人材をたくさん確保したい企業と期待に応えられる多くの学生が出会って、よい採用活動になるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年03月24日 00:39