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なお、実験の結果は、将来、民間事業者や公的機関などが、既存のデジタル化資料をもと、新たに電子書籍化して配信する場合の参考となるよう、とりまとめられる予定となっています。

近年、電子書籍を巡る情勢が著しく進展する中、国立国会図書館の保有するデジタル・アーカイブの活用のあり方が重要になっています。

国立国会図書館のデジタル化資料を利用した、電子書籍制作・流通について、権利者の捜索や著作権処理などの契約にかかる、擬似的な権利処理などを行う簡易な実証実験を実施し、それとともに、その契約にかかるガイドライン等を作成、新たなビジネスモデルの可能性を検証することにより、中小規模の出版社を含む各事業者による電子書籍の流通と利用促進に資することを期待してのこのたびの実験となりました。

電子化がどんどん進んでいく中、うまくそれを利用することで、合理的な仕事の流れとなれば、よいですね。

文化庁eBooksプロジェクトについて