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秋入学導入に賛成の高校教員は反対派の半数、教員と高校生の意識は対照的 (2013年02月21日)

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株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営する、リクルート進学総研は、高校の進路指導・キャリア教育の現状を明らかにするため、全国の全日制高校の進路指導主事(一部単位制含む)1,179人に対して秋入学に関する調査を実施しました。

秋入学の導入に賛成している高校教員は17.7%は、反対している教員(36.3%)の半分程度となりました。

高校生の意識(同社が2012年4月に実施した『高校生価値意識調査』、以下同)では、賛成が37.8%、 反対が19.5%という結果となっており、教員と高校生の意識が対照的であることがわかりました。

導入に“賛成”の理由として、高校卒業してから大学入学までの期間を有効に使える(48.8%)、大学の国際化が進む(46.9%)、留学やボランティアの機会が増える(43.1%)などの声があがりました。

一方、“反対”の理由は、高校卒業してから大学入学までの期間がムダ(68.7%)、高校在籍中の進路指導が難しくなる(40.4%)、家計の負担が増える(32.0%)が上位を占めています。

秋入学が導入された場合、「大学の国際化が推進される」と考えている高校教員は38.8%。「変わらない」と考える教員18.3%の約2倍となりました。また、秋入学の実施賛否別にみると、秋入学に賛成と答えた教員のうち約8割は、国際化が推進されると考えており、秋入学の賛否に影響を与えていることがわかります。

賛否両論ありますが、自分の考えに凝り固まるのではなく、それぞれの良い面、悪い面をもう一度整理してみることが大切かもしれません。

【高校教員の秋入学に関する調査】リクルートマーケティングパートナーズ



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投稿者 kksblog : 2013年02月21日 00:43


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