●平成24年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果が公開されています (2013年02月11日)
文部科学省は、学校図書館への司書教諭等の配置状況や図書の整備状況、読書活動の状況等を調査しており、平成20年度の調査以降は、隔年で実施されています。
平成24年度の調査の内容は、以下のようになっています。
まず、調査対象としたのは、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び中等教育学校です。そして、調査項目は、司書教諭等状況調査、図書等の整備状況調査、読書活動の状況調査です。
調査結果の概要は、以下のとおりです。
まず、司書教諭を必ず置くこととされている12学級以上の学校での発令状況は、小・中学校ではそれぞれ99.6%、98.4%で、これは前回とほぼ同値です。高等学校では95.6%と、若干増加しています。
学校図書館担当職員を配置している学校の割合は、小学校では48.0%、中学校では48.3%で前回より増加、高等学校では67.7%で前回より減少しています。
学校図書館図書標準を達成している学校の割合は、小学校では56.8%、中学校では47.5%と増加しているものの、その割合については、いまだ十分ではないのが現状です。百科事典や図鑑などの共通教材の配備状況については、多くの小・中学校で配備されているものの、刊行後10年以上経過したものが全体の半数以上を占めています。
学校図書館に児童生徒が使用可能なコンピュータを整備している学校の割合は、小・中学校では4割に満たないものの、高等学校では約7割となっています。
図書館でも、活字離れになりがちなのが現状のようですね。
« 大学生のライフスタイル調査 スマホ保有は8割超 将来は共働き | トップページへ 「子どもと高齢者の交通事故防止」~春の全国交通安全運動を実施中 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2013年02月11日 14:12