●若手社会人と内定学生の意識調査比較 仕事をイメージする漢字「耐」と「努」 (2013年02月08日)
株式会社マイナビは、総合情報サイト「マイナビニュース」会員である若手社会人と、社会人準備応援サイト「フレッシャーズマイナビスチューデント」会員である内定学生を対象に、「仕事に関する意識調査」を実施した結果を発表しました。「愛社精神」については内定学生では78.4%が、若手社員では43.%があると回答しています。内定学生は前年比-10.6ptとなり、2009年調査以降初めて8割を切ったことになります。内定学生と若手社会人とでは「愛社精神」の差が前年度より12.7pt減って35.4%です。
2013年卒の学生は、就職活動期間が約2カ月間短くなったことで、学生の業界・企業研究不足が指摘されています。また企業側への調査でも、6割強(62.3%)の企業が採用活動において「学生の自社や業界への興味が足りないと感じた」と回答しています。入社する会社への理解度の低下が、愛社精神の減少にも影響したと推測されているようです。
また出世意欲については、内定学生は「役員まで」が28.6%でトップですが、若手社会人は「出世したいと思わない」が45.2%と調査開始以降5年連続で1位となっています。
仕事をイメージする漢字1字にも意識の違いがあらわれています。
「内定学生」
1位 努 ・・・5.5%
2位 挑 ・・・4.3%
3位 生 ・・・4.0%
「若手社会人」
1位 耐 ・・・13.6%
2位 苦 ・・・8.3%
3位 生 ・・・5.4%
このほかにも、愛社精神の有無によって、働くモチベーションとの関係、生涯1つの会社で働きたいか、同僚との交友関係の違いなど記載があります。
これから社会に出ていこう希望を胸に抱える学生と、会社で仕事を経験した若手社会人には、仕事に対する意識に違いがあります。誰でもが愛社精神をもてるような会社づくりが会社の向上につながることになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年02月08日 23:33