●お金の使い方に現れる意思決定と行動特性行動特性「おかね道」 (2013年02月07日)
お台場にある日本科学未来館で、3月9日から企画展『波瀾万丈!おかね道―あなたをうつし出す10の実験』を開催します。
お金と正面から向き合い、行動するための心構え、いわば“おかね道”を身につけるための企画展。お金の使い方に現れる自分の意思決定と行動特性を10の実験で明らかにしながら、人間の性質とお金、そして社会の動きとの関係をひも解きます。
会場はひとつの町になっています。10の実験場が設置されているので、順にめぐりながら、自分自身の“おかね道”を身につけていきます。
それぞれの実験場では、1. 実験、2. 実験結果のタネ明かし、3. 日常や社会への生かし方、という3つのステップを踏みながら、個々のお金に対する行動特性を浮き彫りにしていきます。実験は、実際に研究で用いられている手法をベースにしたもので、カジノや宝くじ売り場など擬似的な社会環境の中で、初対面の人との駆け引きや切迫した状況での選択などを体験します。
例えば、「ホモエコノミカスの実験場」では、ATM型の実験装置を使って相手と1000円を分け合う実験を行ない、自分の「合理性」度合いをチェックします。「同調伝達の実験場」では、周囲の人々の行為に、つい影響されてしまう過程を再現することで、自分の「流れやすさ」をチェックします。「現在バイアスの実験場」では、今すぐか、先まで待つかを選択することで、自分の「目先の誘惑への負けやすさ」を測ります。
実験で明らかになったいくつかの行動特性は、振り込め詐欺やバブル経済など、さまざまな社会問題とつながっていることがわかってきています。何気ない日常的な選択や行動の集積が、社会に大きな影響を与えていることが伝わります。
生活に密着した実験は興味深いですね。自分をうつし出す実験を試してみてはいかがでしょうか。会期中には 会期中には最新の科学的手法に基づく実験イベントやトークイベント、ワークショップも予定されています。
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投稿者 kksblog : 2013年02月07日 22:45