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「今後の青少年の体験活動の推進について（答申）」が、まとめられた経緯についてですが、まず、平成２０年４月１８日に、文部科学大臣より中央教育審議会に対して、「新しい時代に求められる青少年教育の在り方について」の諮問が行われました。

諮問理由としては、以下のようになっています。

ひとつは、「青少年の『生きる力』を育む上で、自然体験をはじめ、文化・芸術や科学などに直接触れる体験的な学習活動等の重要性が高まる中、適切な指導者、多様な活動プログラムなどの教育資源が不十分な状態にあること」です。

そして、「昨今の行財政改革や規制改革の動向等も踏まえるとともに、新しい時代における青少年教育施設に対する要請に応えつつ、その設置や管理運営の在り方を検討する必要があること」です。

そういったことから、新しい時代に求められる青少年教育のあり方について、検討することが求められていることが、わかります。

こういった経緯から、このたびの「今後の青少年の体験活動の推進について（答申）」の取りまとめが行われたというわけです。

時代の流れとともに、常に内容を検討するのは、教育界において必要不可欠なことですね。

今後の青少年の体験活動の推進について（答申）（中教審第160号）：文部科学省