●国立科学博物館「生物多様性ホットスポット」に関する研究成果展示開催中 (2013年01月24日)
上野公園の大きなクジラでおなじみ、国立科学博物館が開館130周年を迎えます。これを記念したプロジェクト「生物多様性ホットスポットの特製と形成に関する研究」の研究成果を紹介する展示「ここまで解った!日本の多様な生き物たち」が1月16日(水)〜3月10日(日)の期間、国立科学博物館が開館の地球館にて開催されます。
この研究プロジェクトは、平成20年度から24年度までの5年間にわたって実施されたものです。国立科学博物館の植物・動物・地学の3つの研究部の研究者が、収蔵されているたくさんの標本、そしてDNAや化石の情報にもとづいて、「生物多様性ホットスポット・日本」の核心に迫るべく研究に取り組んだということです。
展示では、研究プロジェクトの目的と「生物多様性ホットスポット」についての解説のほか、日本の静物多様性の分布状況を調べ、「地図」にまとめた成果である「生物多様性地形図」、日本の生物たちの由来を調べる研究例などを見ることができます。
生物の由来を調べることは、多様性が形成された「歴史」を調べることとなりますが、ここでは「遺伝子から調べるもの」として鳥類・珪藻・高山植物、「化石から調べるもの」として珪藻・貝類・哺乳類・植物などを取り上げ、その具体的な研究例が紹介されています。
さらに関連イベントとして、2月3日(日)14時から、「研究者トーク&常設展示スペシャルツアー」が開催されます。植物・動物・地学の各研究員による、研究にまつわるトークと、特別に関連常設展示のガイドツアーをしてもらえます。
NEWS展示・スペシャルツアーともに、常設展示入館料のみで観覧・参加できます。生物多様性分布図など、いかに日本という国に多くの種類の生物が生きているか、実際に目の当たりにすると驚かされることでしょう。これまで黄にも留めていなかった、身近な草花や虫などに向ける目が違ってくるかもしれませんね。
開館130周年記念プロジェクト「生物多様性ホットスポットの特定と形成に関する研究」「ここまで解った!日本の多様な生き物たち」:国立科学博物館
科博NEWS展示「ここまで解った!日本の多様な生き物たち」開館130周年記念プロジェクト「生物多様性ホットスポットの特定と形成に関する研究」成果展示
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投稿者 kksblog : 2013年01月24日 08:44