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企業選びに「国際性」を念頭に置く就活生が増加 就職活動に関するアンケート (2013年01月19日)

necktie_130118.jpg大学卒業生の就職率が改善しているというデータが出ていますが、就職活動の厳しさは相変わらずなのでしょうか。

就職・転職情報サービスを行う日経HRは、都内の主要な大学・大学院に通う2014年3月卒業予定者を対象に、「就職活動に関するアンケート」を実施しました。これによると「行きたい業界」の1位は4年連続で「商社」、「行きたくない業界」の1位は2年連続で「フードサービス」だということです。

「商社」がトップになった理由は、大手商社の「高給」「海外勤務」「幅広い仕事」などのイメージが学生に評価されているものと考えられます。「行きたい業界」には、「食品」「銀行」が続きました。「フードサービス」が敬遠された理由は、学生たちの現場でのアルバイト経験から「行きたくない」と判断される傾向にあるようです。「百貨店・スーパー・コンビニエンスストア」が次に続いていることから、土日祝日勤務であることも避けたい理由のようです。

しかし、「行きたくない業界」の実質2位は「行きたくない業界はない」でした。就活の厳しさを踏まえて、選り好みしている場合ではない、どの業界でもいいから就職したいなどといった、切実な思いを抱いているのでしょうか。

エントリーする際に重視することは、1位が「業務内容」、2位が「将来性」、3位「福利厚生」となりました。上位に入ったポイントは前年とあまり差が無い一方で、「国際性」の支持率が上昇しています。海外進出する企業が増えるなど、グローバル化する産業界の動向を意識していると考えられます。

いまや「就活」というと、長く辛いものの代名詞のようなイメージがありますが、これまでの学生生活で学んできたこと、自分という人間が培ってきたものを振り返る機会とも言えるでしょう。これからの人生を左右する大事な決断をするときです。多くを学んで、大いに悩んで、就活がさらに成長できるチャンスとなるといいですね。

「都内の大学・大学院生の就職活動」に関する調査:日経HR



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投稿者 kksblog : 2013年01月19日 01:14


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