●産学官連携によるイノベーション・エコシステムの推進についてのとりまとめ (2013年01月18日)
産学官連携によるイノベーション・エコシステムの推進について、とりまとめられたものが、文部科学省のホームページで公開されています。
平成24年2月29日の科学技術・学術審議会総会においてとりまとめられた基本論点に基づき、同年5月以降議論を同年9月13日に「イノベーション・エコシステムの確立に向けて早急に措置すべき施策~イノベーション創出能力の強化に向けて~」が、科学技術・学術審議会 産業連携・地域支援部会 産学官連携推進委員会において、中間的にとりまとめられました。
その後、今後の産学官連携の検討課題とされた諸点につき2回にわたり審議され、最終的にとりまとめられたものが、このたび公開されている「産学官連携によるイノベーション・エコシステムの推進について」の内容になります。
産学官連携というのは、大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携し、研究開発を行ったり事業を行ったりすることをいいます。
日本では、この産学官連携を推進し始めてから、約30年が経過し、この間に産学官連携活動は量的に大きく拡大しました。
昭和50年代前半には、受託研究や受託研究員・奨学寄附金の受入れが行われていましたが、昭和58年度には、国立大学等における民間等との共同研究が制度化されました。
当初は、個々の研究者が実施等を通じた社会との協力・連携の推進に積極的に取り組むため、昭和62年度からは国立大学に共同研究センターが順次設置され、組織的な関係構築への第一歩となったという経緯があります。
連携によって、無駄も省け、お互いに通ずるところからの発展性も感じられ、興味の持てる内容ですね。
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投稿者 kksblog : 2013年01月18日 22:48