●宇宙飛行士の身体作りを学ぶ「Mission Xチャレンジ2013」 (2013年01月29日)
多くの日本人宇宙飛行士も訪れた国際宇宙ステーション。そこはほとんど重力がなく、クルー達は上も下もなく過ごしています。地上に暮らす私たちは、座っている、寝転んでいる状態から立ち上がるには、重力に逆らうための力が必要です。無重力ではこの力が必要なく、筋力が弱っていくため、長期滞在するクルー達は毎日トレーニングを欠かさない、これは今ではよく知られていることです。
世界中の宇宙局では、健康社会の促進を目指して、健康にかかわる食事と運動の啓発活動「Mission X(ミッションX)」に取り組んでいます。これは食事や運動習慣の大切さを学ぶために、8歳から12歳の児童を対象にした、宇宙飛行士の健康管理を題材とした世界共通のプログラムです。JAXAは、このMission Xを紹介するため、オランダ宇宙局との協力の下、日本とオランダの児童の対話を交えたイベントを実施します。
日時は平成25年2月8日(金)、18時より、東京都渋谷区にある東京ウィメンズプラザのホールにて開催されます。対象は小学校3年生から6年生とその保護者で、入場は無料です。定員80名で、必ず保護者の同伴が必要です。申込はミッションXのイベント紹介ページから申込フォームのリンクがあります。
当日はミッションXを紹介すると共に、ミッションXの運動プログラム体験があります。また向井千秋宇宙飛行士を招いて、「宇宙飛行士の体作り」についてのトークショー、質問コーナーが行われます。さらにオランダとのインターネット中継で、オランダの子どもたちや、オランダのアンドレ・カイパース宇宙飛行士と直接話す機会があります。
ミッションXには、身体を動かす14種類のフィジカル・アクティビティと、体験型の科学プログラムとして4種類のサイエンス・アクティビティが用意されています。プログラムの名前を見ると「スペースウォーク」「火星の山を制覇しよう」など、普段運動は苦手と思っていても、やってみたくなるような名前が付いています。あこがれの宇宙飛行士に会えるだけでなく、宇宙飛行士の体作りを学ぶチャンスです。運動好きでも、そうでなくても、参加してみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2013年01月29日 17:33