●平成24年度子どもの発育、健康状態の調査結果を公表~文科省 (2013年01月11日)
文部科学省が、平成24年度学校保健統計調査速報を公表いたしました。
学校保健統計調査は、学校における幼児、児童及び生徒の発育及び健康の状態を明らかにすることを目的として、毎年満5歳から17歳までの児童等を対象に実施しています。調査結果から、発育状態は前年と比べてほぼ横ばい状態ですが、子世代、父母世代(30年前)、祖父母世代(55年前)を比較すると、身長・体重とも概ね増加していることがわかりました。
身長は、男女共に昭和23年以降、伸びる傾向でしたが、平成9年度から13年度あたりにピークを迎え、その後は概ね横ばい傾向です。体重は、男女共に昭和23年以降、増加傾向でしたが、平成10年度から15年度あたりにピークを迎え、その後は減少傾向となっています。
全体的には、祖父母世代に比べて父母世代が大きく増加しており、父母世代と子世代の間でも増加しているが、祖父母世代と比べると増加の割合は小さいようです。なお、父母世代と子世代で見ると、成長の途中段階では世代間の差が大きくなっていますが、成長が完成する17歳ではその差はほとんどありません。
肥満傾向時の出現率をみると、都市部の方が相対的に肥満傾向児の出現率が低い傾向で、男子は女子に比べ、肥満傾向児の出現率が相対的に高い傾向のようです。
健康の状態をみると、近年は大きな変化は見られませんが、むし歯に関しては改善傾向がみられます。しかし、裸眼視力1.0未満の者、ぜんそくのある者は、父母世代に比べて多くなっています。
平成25年も子どもたちが健やかにたくましく成長してくれるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年01月11日 01:07