●熱心さで意識二極化 大学生就職広報活動開始直前の意識調査結果まとめ (2012年12月21日)
株式会社マイナビは、2014年卒業予定のマイナビ会員を対象に、マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査の結果を発表しました。以前から、学校や教育関係者等から、就職活動の早期化により学生たちの学業に打ち込む時間が減っているとの指摘を受け、昨年より12月1日が広報活動開始となました。例年に比べると2か月後ろ倒しでの就職活動のスタートとなりましたが、学生たちにとってはどのような影響を与えたのでしょうか?
マイナビの発表によると、12月スタートが基本となった今年も、12月以前からなんらかの就職活動を始めていた学生は8割に上っていました。彼らのうち6割は、就活への不安を早期の活動の動機としてあげました。具体的な活動内容は、学内セミナーへの参加や、インターンシップへの参加などです。今年の就活生は12月から活動開始となったことに対し、7割の人が肯定的に捉えていました。彼らの支持の理由は「就職活動に対する準備が出来るから」というものが約51%、「学業に費やす時間が増える」が約48%でした。
また、就職活動へのモチベーションが二極化の様相を呈してきていることを、マイナビは指摘しています。インターンシップ参加経験を持つ学生と、持たない学生とでは、企業の合同説明会への参加率で、就活サイトからの企業情報閲覧率に差がありました。
近年は就職氷河期が何年も続いており、学生の就職活動は依然として大変な様子です。就職活動を通じて、様々な生き方や、社会の厳しさと面白さを知ってもらえたら、有意義な活動になるのでは?と思います。
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投稿者 kksblog : 2012年12月21日 22:33