●電通総研「話題注目商品2012」レポート~生活者が選ぶ2012年の話題・注目商品 (2012年12月21日)
毎年、電通総研では、その年の話題・注目商品の調査を通じ、時代の気分や消費の深層トレンドの分析を行なっています。
このたびのレポートでは、「生活者が選ぶ2012年の話題・注目商品ランキング」の紹介とともに、2013年に向けた消費のトレンドが「自分新記録」というキーワードで表現されており、レポートの中では、「震災から2度目の夏を経て、2012年はデフレ傾向・低価格志向が弱まり始めたものの、『抑えの効いた贅沢感』を経験した年となった」と紹介されています。
ランキングでは、3年連続でスマートフォンが1位になる一方で、順位の入れ替わりが大きく、初めてベスト20入りした商品も多くなり、時代が動き出した印象の強い一年となりました。
ランキングは、事前調査などで抽出した55の商品・サービスについて、全国の20~69歳の男女の方を対象に、インターネットによるアンケート調査を行い、「認知度」「関心度」「話題度」の3つの視点から回答を得た結果に基づいて集計されたものです。
ランキングの上位の商品・サービスに共通した特徴は、「全国区であること」「支持層の幅が広いこと」に加え、日本や地域を「元気」にしてくれたもの、「明るさ」を振りまいてくれたもの、「新しい価値」が感じられるものでした。
「元気」にしてくれたものとしては、「東京スカイツリー」、「地方ゆるキャラ」、「ロンドンオリンピック」などが、あがりました。
「明るさ」を振りまいてくれたものとしては、「スギちゃん」や「AKB48」などアイドルグループが、あがりました。
なにげなく見たものが思わぬ効果を発揮して、明るい気分になれることって、ありますよね。
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投稿者 kksblog : 2012年12月21日 00:26