●森を守る「FSCの認証鉛筆」が、トンボ鉛筆より発売されました (2012年12月19日)
株式会社トンボ鉛筆が、森を守る「FSC認証材」を使った鉛筆シリーズを11月28日より発売しています。FSC (Forest Stewardship Council)は、森林管理協議会といい、独立した第三者機関が、森林管理をある基準に照らし合わせ、それを満たしているかどうかを評価・認証していく制度を「森林認証制度」と言っています。
トンボ鉛筆は、2011年、国際的機関であるFSC(本部はドイツ・ボン)の認証を取得しました。そのFSC認証材による鉛筆を製品化したのが、このたびの商品です。
発売されているのは、事務用鉛筆で、黒しん鉛筆、ゴム付鉛筆、赤鉛筆、赤青鉛筆、缶入色鉛筆(12色・24色)の5種類です。
トンボ鉛筆では、第一号エコマーク鉛筆「木物語」を1992年に業界に先駆けて発売していました。このたびの新しい製品の商品名は、FSCの「F」を環境配慮鉛筆シリーズ「木物語」に冠し、「F木物語」とされました。
FSCは、世界中全ての森林を対象とし、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的としています。このような森林管理がなされているかどうかを信頼できるシステムで評価し、適切な管理がなされている森林を認証します。
FSCマークの鉛筆は、「責任ある管理をされた森林」から伐採された木材を利用した製品であることを証しています。この鉛筆を買って使うことにより、世界の森林保全に貢献することとなります。FSCマークの鉛筆は「グリーン購入法適合」および「GPN『エコ商品ねっと』掲載」商品となっています。
少しでも貢献できていると感じる鉛筆、素敵ですね。
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投稿者 kksblog : 2012年12月19日 23:54