●地域イノベーションシンポジウムを開催、東日本大震災被災地域の取組紹介も (2012年12月16日)
文部科学省は、独立行政法人科学技術振興機構との共催により、宮城県仙台市において平成25年1月23日から2日間「地域イノベーションシンポジウム2012」を開催することを明らかにしました。
同シンポジウムでは、全国各地の産学官関係者が一堂に集まり、地域イノベーションの創出に向けた取組についての議論が行われます。
1日目には、地域イノベーション戦略支援プログラム等の事業の成果を共有し地域間のネットワークを強化するとともに、異分野間の融合や課題解決型イノベーション創出に向けての可能性等について議論。2日目には、東日本大震災被災地域における取組についての情報共有や取組事例の発表などがおこなれます。
1日目の基調講演では、株式会社東芝 イノベーション推進本部 参事の渡辺 美代子氏による「分野を越えた課題解決型イノベーションの創出に向けて」、特別講演では、内閣官房医療イノベーション推進室企画調査官の広瀬 大也氏による「医療イノベーションの推進について」が予定されています。
分野別ワークショップは、「課題解決型イノベーション創出のための異分野融合」として、(1)環境・エネルギー・ものづくり分野、(2)医療機器・ICT分野、(3)フード・ライフサイエンス分野に焦点が当てられます。
2日目の基調講演では、宮城大学地域連携センター教授、復興促進プログラム(マッチング促進、産学共創)プログラムオフィサーの鈴木 康夫氏による「産学連携による被災地の復興に向けた取組みについて」が予定されています。
さらに、事業概要、取組事例紹介として、復興促進プログラムや地域イノベーション戦略支援プログラム(東日本大震災復興支援型)を紹介。午後からは、被災地域の現状と取組状況把握のための現地視察が実施される予定です。
開催日時は、平成25年1月23日水曜日13時00分~17時45分。1月24日木曜日10時00分~12時00分 (※午後は現地視察を実施予定)。両日ともに、仙台国際センター大会議室「橘」で開催されます。参加希望者は、ウェブからの申し込みが必要です。参加料無料。
大人になっても、学びの機会を大切にしたいものですね。
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投稿者 kksblog : 2012年12月16日 22:45