●子どものアプリ利用にあたり、保護者は安全利用支援サービスに期待 (2012年12月07日)
フィルタリング関連のサービス提供事業等を展開するネットスター(株)が、『家庭でのインターネット利用実態調査』を実施しました。
調査は中高生の子どもを持つ保護者を対象に、ウェブアンケート方式で行ないました。調査結果から、保護者はアプリに魅力を感じ手活用しているものの、子どもの利用リスクまでは意識していないことがわかりました。
保護者がよく利用するアプリは「ニュース・天気」が人気で、9割以上がアプリを利用しています。また、「LINEやSkype、Yahoo!メッセンジャー等のメッセンジャーアプリ」を利用し、親子間でコミュニケーションを取った経験がある保護者は2割以上で、親子間での活用もあることがわかりました。7割以上がアプリの印象を「便利」と思っていますが、「利用に知識が必要」、「個人情報を盗まれる」は2割以下であり、利用リスクに懸念を持っている保護者は少数でした。
子どものケータイデビューの4割近くが「スマートフォン」からで、持たせた理由は「子どもからのおねだり」です。スマートフォンを持たせていない保護者の4割以上が、その理由として「利用料が高くなる」、「現在利用している機器で十分」を挙げています。なお、中学生では、「年齢的に早い」、「有害サイト・アプリが心配」などが高校生よりも高い結果となっています。
子どものスマートフォンを利用における懸念している点は「長時間利用による時間浪費や依存」が最も多く、、「不適切コンテンツの閲覧」や「高額請求」、「性的犯罪」よりも上位に。管理については4割以上の保護者が「ルール」や「システム」を利用し管理したいと回答しています。また、「保護者自身で利用させてもよいウェブサイトやアプリを判断できない」との理由から、「専門機関が提供する利用制限サービスを子どもに利用させたい」と回答した保護者が6割以上。アプリ管理では3割以上の保護者が「学齢やカテゴリによってアプリ利用を制限するサービス」と回答しています。
子どもが安全・安心に利用できる環境を社会全体で取組み、保護者は子どもにスマートフォンなどを与えるにあたっては、それを取り込んで利用環境を整えてあげる必要がありますね。
« 「いじめの問題に関する実態把握と取組状況緊急調査」を踏まえた取組の徹底 | トップページへ 日本のクリスマスの過ごし方 平均を大調査! GINZAコージーコーナー »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年12月07日 16:36