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特許出願が多い技術分野を、特許の質と量の両面から総合的に評価 (2012年11月29日)

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特許分析を実施しているパテント・リザルトが、大学・TLOにおいて「診断機器」と「光学関連技術」に関連する技術に着目し、各機関の競争力に関する調査を行いました。

特許出願が多い技術分野からの選択で、特許の質と量の両面から総合的に評価しています。
集計の結果、「診断機器」は1位 慶応義塾、2位 東京大学、3位 名古屋大学で、「遺伝子」は1位 岡山大学、2位 東京工業大学、3位 大阪大学でした。

「診断機器」については、 慶応義塾は高齢者や患者など、「ベッド上の就寝者の呼吸状態や動きを検出する監視装置」に関して複数の特許出願が見られ、住友大阪セメントと多く共同出願しています。また、リハビリテーション支援装置や内視鏡用クリップ装置などに関する技術も注目されています。 東京大学は「スポーツ技能の向上のための運動解析やリハビリテーションなどに用いられるモーションキャプチャ装置」や、「被験者の疲労を安価で手軽に推定することができる疲労推定装置」、名古屋大学は「東芝メディカルシステムズと共同出願の「医用画像の読影精度低下を防止する画像観察システム」などが挙げられます。

「光学関連技術」については、岡山大学の注目度の高い特許には「テラヘルツ帯域のパルス光を測定試料に照射し、応答信号を検出して特性を測定する分光計測方法」に関する技術が挙げられます。東京工業大学の注目度の高い特許には「「撮影環境によらず正確な反射スペクトルを測定することが可能なハイパースペクトル画像処理装置」などが、また大阪大学の注目度の高い特許には「周波数レンジ、サンプリング時間、時間スケール拡大率を任意に設定できる高分解・高速テラヘルツ分光計測装置」などが挙げられます。

大学の研究成果が、特許化されることで、大学の研究および企業の活性化へとつながるといいですね。


大学・TLO「診断機器」技術の特許総合力ランキング特許分析のパテント・リザルト
大学・TLO「材料分析:光学関連技術」の特許総合力ランキング | 特許分析のパテント・リザルト



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投稿者 kksblog : 2012年11月29日 22:54


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