●「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」~ベネッセコーポレーション (2012年11月29日)
株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク「ベネッセ教育研究開発センター」が、2012年9月に、首都圏の公立小学校3年生から6年生の子どもを持つ父親・母親5,256名の方を対象に、「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」を実施しました。
この調査は、中学受験の実態を捉えるとともに、その課題を明らかにすることを目的に行われたものです。
調査の主な結果は、以下のようになっています。
まず、中学受験予定の保護者の3割強が、公立中高一貫校を第一志望にしており、中学受験を検討する層は多様化していることが、わかりました。
そして、今回の調査では、中学受験をさせる予定の保護者は、小学校3~6年生全体の17.5%(6年生のみでは23.3%)でした。そのうち、52.8%が私立中学校、7.5%が国立大学の附属中学校、33.9%が公立中高一貫校を第一志望にしています。また、中学受験をさせる予定の保護者の約2割が、私立中学校と公立中高一貫校の、両方の受験を検討していることが、わかりました。
公立中高一貫校は、私立中学校に比べ、様々な層に選ばれています。私立中学校第一志望者は、世帯年収1000万円以上が40.3%、400万円未満が3.5%であるのに対し、公立中高一貫校第一志望者は、世帯年収1000万円以上が17.6%、400万円未満が6.7%でした。そして、私立中学校第一志望者の父親・母親の学歴が、ともに大学・大学院卒である比率が45.3%であるのに対し、父親・母親の学歴がともに大学・大学院卒である比率が28.2%でした。
中高一貫校という可能性ができたことによって、進級先の選び方も幅が広がってるでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2012年11月29日 01:11