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社長の輩出率が高いのは3年連続山形県、社長の出身地は東京都が最多 (2012年11月22日)

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株式会社東京商工リサーチは、社長の「輩出率」に関する調査結果を公表しました。

出身地別の社長数と人口(総務省「人口推計」2011年10月1日現在による)を対比した「輩出率」では、最も比率が高かったのは山形県の1.35%で、3年連続トップとなりました。

山形県は「辛抱強くて、働き者」の県民性に加えて、江戸時代から交易で港町が栄え、商工業の重点が高い土地柄。また伝統工芸品など家内工業が盛んで、創業100年以上の老舗企業の割合が高いのも特徴です。

次いで、徳島県の1.32%で前回3位からランクアップしました。質素・倹約を旨とし、実利に富む県民性で知られています。以下、香川県1.28%、秋田県1.11%、大分県1.08%と続き、上位には東北と四国が目立ちます。

ただし、「輩出率」は、総じて人口減少率が大きい地域で比率が高くなる側面もあって、出生率や他県への人口流出などが一部影響している可能性もあります。これに対し、輩出率が低いのは、埼玉県(0.26%)、千葉県(0.28%)、神奈川県(0.35%)などで首都圏のベッドタウンが顔をそろえました。

社長の出身地の都道府県別では、最も多かったのが東京都の8万2,137人。次いで、北海道5万1,831人、大阪府4万8,230人、愛知県4万5,174人、神奈川県3万2,276人、福岡県3万136人、広島県2万9,881人と大都市、地方の中核都市が続きます。

これに対し、最も少なかったのは鳥取県の4,765人。次いで、滋賀県6,355人、佐賀県6,486人、島根県7,087人の順でした。

社長の出身地と会社所在地を対比した「地元率」では、地元出身社長の比率が最も高かったのは沖縄県の94.3%(前回94.2%)で3年連続トップでした。次いで、愛知県89.7%、北海道87.2%、広島県86.7%の順となりました。

愛知県や広島県のケースをみると、自動車産業などの主力産業がある地域では、地元の関連業種が集中して地元出身者が社長となるケースが多いとみられる。これに対して「地元率」が最も低かったのは佐賀県の65.4%です。次いで、鹿児島県66.9%、長崎県67.8%と続きました。

社長の「出身校」では、最多は日本大学の2万4,421人で3年連続トップ。都道府県別でも日本大学が上位3校に入っていないのは、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、沖縄県の8府県でした。次いで、2位が慶応義塾大学1万3,509人、3位が早稲田大学1万2,837人となりました。

社長の他にもさまざまな職業がありますが、子ども達が自分の意志で仕事を選び、それを糧としていけるといいですね。

2012年「全国社長 出身地・出身校」調査 | 東京商工リサーチ



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投稿者 kksblog : 2012年11月22日 21:51


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