●ICT教育支援ツール「サイバー先生」に全自動モードが搭載されました (2012年11月16日)
NTTアイティ株式会社は、学校教育向けに2012年6月より販売しているAndroid版Synchronized Browser「サイバー先生」に、新たに「全自動モード」を搭載したものを、12月3日(月)より販売開始します。
「サイバー先生」は、教師のパソコンに表示された教材コンテンツや画像データを、簡単な操作で児童・生徒用Androidタブレットに一斉に表示することができるWEBブラウザ型教育支援ツールです。
このたび発売される「全自動モード」は、「サイバー先生」を「さらに授業で、もっと手軽にICTを活用したい」という要望に応えたもので、「サイバー先生」の追加機能として提供されます。
「全自動モード」では、ネットワーク対応型デジタルカメラまたは静止画取り込みが可能な書画カメラ等の市販デバイスと組み合わせて利用することにより、授業中の教師によるICT機器操作の負担を最小限に抑えつつ、タブレット端末を用いたドリルや観察学習を容易に実現することができるようになります。
教師の操作時間が短くなるため、児童・生徒の集中力を高める効果も同時に期待できます。
「全自動モード」開発の背景には、以下のようなことがありました。
教育現場へのさまざまなICT機器の普及に伴い、それらを使いこなして授業を行うことは、教師にとって負担の一因となっています。たとえ短い時間であっても、教師によるICT機器の操作のため、児童・生徒とのアイコンタクトなど、コミュニケーションが妨げられることは、できるだけ避けなければなりません。
一方で、日頃から携帯ゲーム機やパソコンなどに慣れ親しんでいる今日の児童・生徒にとってICT機器を扱うことへの心理的抵抗感は低く、むしろ集中力や学習意欲を高める効果が期待できます。
教育現場の状況は、ICT機器の発達によって、明らかに変わってきていますね。
« 学生の就活の悩みとは?『2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』 | トップページへ 本をタッチするとペンがしゃべってくれる!「ベビー&キッズえいご絵じてん」 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年11月16日 00:38