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大学等における産学連携は増加し多様な成果あり~文部科学省 (2012年11月07日)

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文部科学省が、大学等における産学連携等の実施状況を調査し、結果を公表しました。

調査は、1. 共同研究、2. 受託研究、3. 知的財産の創造・管理・活用、4. 寄附金及び5. 治験等収入の状況などについて広く把握し、産学連携等施策の企画立案に反映させることを目的として、毎年実施しています。平成23年度は、民間企業との共同研究の実施件数は増加。各大学等における産学連携等活動の取組によって、災害対策や医療分野・環境分野等の様々な課題の解決に資するものなど、多様な成果が上がりつつあることがうかがえました。

民間企業との「共同研究実施件数」は16,302件となり、前年度に比べて758件(4.9%)増加しています。そのうち中小企業と行った件数は4,520件と、前年度に比べて104件(2.4%)増加し、外国企業と行った件数は214件と、前年度に比べて29件(15.7%)増加しています。

「研究費受入額」は約334億円と、前年度 に比べて約20億円(6.5%)増加しています。そして「特許出願件数」、「特許権保有件数」、「特許権実施等件数」も国内・外国合わせて、すべて前年度より増加しています。

具体的な成果事例を見ると、成果がよくわかります。主なものとして、北海道大学と(株)オプトラインによる「レーザーレスマルチカラー共焦点スキャナユニットおよび共焦点顕微鏡」、東北大学、古河機械金属(株)による「放射線(γ線)測定器「ガンマスポッター」」、東京大学、ジーンフロンティア(株)による「無細胞タンパク質合成キットPUREfrex」などが紹介されています。

産学連携により、大学等の研究力、企業の技術力などが合わさり、向上しあって、ますます成果があらわれていくといいですね。


平成23年度 大学等における産学連携等実施状況について:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2012年11月07日 14:50


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