●ALT(外国語指導助手)の授業「好き」7割以上、頻度が少ないと不満の声も (2012年11月29日)
Benesse教育情報サイトでは、小5~高3の子どもを持つ保護者を対象に行われた、ALT(外国語指導助手)の授業についてのアンケート結果が公表されています。
授業以外でのALTによる英会話教室や特別プログラムについては、小学生(5・6年生)、中学生、高校生いずれの保護者からも、「あった」という声が1割前後。頻度は、「週1回以上」「週1回程度」ALTがいるという回答が、どの学校段階でも3割前後を占め、最も多くなりました。
また、ALTが授業に来る頻度についての感想を聞いたところ、「満足である」「不満がある」という回答が半々に分かれました。満足している理由には、「小学生のうちから外国人のALTとふれあえることはありがたいと感じる」というものや「毎回、英語を母語とするALTの先生が授業につき添ってくれますから、大満足」という声があがりました。
一方、満足していない理由としては、「外国人のALTによる授業は、3か月に1回、1時間、しかもクラスごとではなく、学年全体で受けるそうで、もう少し頻度を増やしたり、授業の仕方を工夫したりしてほしい」といった声や「週1回では子どもと遊ぶだけで授業が終わってしまうと思う」という声があがりました。
子どもがALTのいる授業をどのように感じているかという問いでは、「好きなようである」が最も多く、7割を超えてダントツでした。「外国人のALTとコミュニケーションをとることがとても楽しいと言っている」といった声や、「日本とアメリカのどこがどう違うかをわかりやすく話してくれて、とても面白いそうです」といった声があがっています。
子ども達が英語を楽しく学べるように、ネイティブの先生の授業をもう少し増やしていくことも大切かもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2012年11月29日 09:35