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この冬は「量子ビーム」が熱い?12月、全国で量子ビームイベント開催 (2012年11月21日)

ryoshibeam_121121.gif12月は、全国で量子ビームに関する市民公開講座・シンポジウムが多数開催されます。12月3日(月)に秋葉原UDX、12月8日(土)に東京国際フォーラム、12月9日(日)に京都大学百周年時計台記念会館にて、それぞれイベントが行われ、すべて参加無料です。

量子ビームとは、一般に聞きなれない言葉ですし、なにやら難しそうでもあります。文部科学省のホームページにある、量子ビームについてのページの説明を読むと「原子や分子のようなナノレベルでモノを観る・創る・治すことができる最先端の技術」であるとあります。実際にどのような役に立っているかを読んでも、イネの品種改良や「はやぶさ」が持ち帰ってきた「イトカワ」のサンプル分析など、あまり身近には感じられない事柄ばかりです。でも実は、この市民講座では冬にありがちな肌の乾燥・関節の痛みなどについて研究されている「量子ビーム」のことを知ることができるというのです。

秋葉原で行われる、第2回「量子ビーム基盤技術開発プログラム」シンポジウムでは、文部科学省が実施している「量子ビーム基盤技術開発プログラム」における成果の他、3本の特別講演が用意されています。この特別講演の中で、医療に長きにわたり使われているX線について、これまでX線では見えなかった部分を克服した新たなX線透視技術などの話を聞くことができます。これはリウマチの早期診断などに役立つということです。

東京国際フォーラムで開催される「第2回SACLA(さくら)シンポジウム」では、X線自由電子レーザー施設「SACLA」の現在の姿と将来計画について、そして実際のユーザーである株式会社東芝の佐野雄二氏から研究成果を、作家・ジャーナリストの本田成親氏から、アマチュアの視点で見るSACLAが社会に与えるインパクトとその期待について語られます。

京都大学百周年時計台記念会館では「『中性子がものづくりと医療を変える!』日本中世史科学会市民公開講座」が行われます。ここでは量子ビームの一つである中性子ビームと、美白・火星・ガン治療といった、一見かかわりのなさそうな事柄との密接な関係について、分かりやすく解説してもらえます。

難しそうな研究でも、身近な事柄と結び付けて話を聞くことによって面白く、分かりやすく感じることができるかもしれませんよ。ちょっとでも興味をひかれるテーマがあれば、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

量子ビームイベント目白押し(12月):文部科学省



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投稿者 kksblog : 2012年11月21日 00:31


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