●TOEIC(R)に取組む人達の、苦手単語・熟語トップ10を調査・発表! (2012年10月30日)
英語の実力を示すのによく活用されているのがTOEIC(R)です。このスコアを伸ばすために、書店では多くの参考書が見られますし、最近では語学学習アプリがリリースされています。TOEIC(R)アップを目指す皆さんは、どのような勉強方法を選んでいるでしょうか。
英語学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパン株式会社は「苦手英単語・熟語トップ10」を発表しました。これは、TOEIC(R)テスト対策を目的に「iKnow!」を利用するユーザーの学習データを分析した結果をまとめたものです。
まず「TOEIC(R)600点を目指せ!」シリーズでは、1位〝cautious〟「慎重な」、2位〝push for〟「〜を得ようと努める」、3位〝live up to〟「〜に応える、沿う」でした。次に「TOEIC(R)800点を狙え!」シリーズでは、1位〝pull off〟「〜を成し遂げる、成功する」、2位〝pass up〟「(機会など)を見送る、逃す」、3位〝straighten out〟「〜を解決する」でした。ランキングを見てみると、いずれもトップ20のうち多くが句動詞でした。
句動詞とは、「動詞+前置詞」、「動詞+副詞」のように、動詞と1つないし複数の副詞・前置詞がまとまって1つの動詞のような意味を持つ言葉の集まりです。〝wake up〟や〝look for〟などを例に挙げれば分かりやすいでしょうか。句動詞が習得困難な理由として「知っている単語が邪魔をするから」だといいます。600点シリーズの3位〝live up to〟を例に挙げると〝live〟の単独の意味から「〜に応える、沿う」という答にたどり着くのは難しい、ということなのです。
セレゴ・ジャパン社では、この分析の他に「iKnow!」の学習効果の検証を行いました。「iKnow!」を利用したことがない、TOEIC(R)スコア500点前後という人を対象に、iKnow!を3ヶ月利用した効果を見たところ、平均学習時間18時間(週1.5時間)の学習でスコアが平均116点アップしていました。また、8割以上がパソコンとスマートフォン版のアプリを併用し、移動時間や昼休み、休日など、ライフスタイルに沿った時間帯を活用していたことがわかりました。
合格のない、自分のやる気がライバルとも言えるTOIEC(R)、いかにモチベーションを上げられるかがスコアアップの鍵でしょうね。このランキングのような情報を上手に使って、実力をつけられるよう頑張りましょう!
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投稿者 kksblog : 2012年10月30日 20:21