●11月は「子ども・若者育成支援強調月間」に~内閣府 (2012年10月18日)
内閣府は、毎年11月を「子ども・若者育成支援強調月間」と定めています。来月は、子ども・若者育成支援に関する国民運動の一層の充実や定着を図ることを目的として、関係省庁、地方公共団体および関係団体とともに、諸事業、諸活動が集中的に実施されます。
平成24年度の重点事項は、「子ども・若者の社会的自立支援の促進」、「生活習慣の見直しと家庭への支援」、「児童虐待の予防と対応」、「子ども・若者の犯罪や有害環境等から守るための取組の推進」の4点です。
子ども・若者の社会的自立支援の促進では、地域における若者支援の体制作りなどの取組を推進することや、企業においては、仕事を持つ親がその子どもとの関わりを深めることができるよう配慮すること、キャリア教育・職業教育の推進に係る学校、企業、関係行政機関等の連携強化及び社会全体の共通理解の確立・促進を図ることなどが具体例にあげられています。
生活習慣の見直しと家庭への支援では、食事のマナーや挨拶習慣など食や生活に関する基礎の習得ができるよう、家族や友人等と一緒に食卓を囲む「共食」の推進に努めることや、テレビ、ゲームなどメディアなどとの過剰な接触時間を見直し、家族との直接的コミュニケーション時間を増やすほか、「早寝早起き朝ごはん」運動などの取組を推進することがあげられました。
そして、児童虐待の予防と対応に関しては、要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)の設置促進および機能強化を図ることや、生後4か月までの乳児がいる全ての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報提供や養育環境の把握等を行う「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」などがあがっています。
最後に、子ども・若者の犯罪や有害環境等から守るための取組の推進では、児童ポルノ排除対策、子どもの安全確保の取組、有害環境への適切な対応、いじめの未然防止と早期対応などについて具体的な取組が掲載されています。
もうすぐ11月がやってきますが、今回を良い機会として、家庭での食事のマナーなどがきちんとできているか確認をしてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年10月18日 21:55