●ハロウィンは日本でもすっかりおなじみの行事? ハロウィンに関する調査 (2012年10月29日)
いつ頃からか、9月ごろから10月の終わりまで、スーパーのお菓子売り場にはいつものパッケージがオレンジや紫、黒に変わったものが出回るようになりました。オレンジはカボチャの色、紫と黒はコウモリやオバケのマント、ハロウィンカラーですね。日本でも、オバケのお祭り、ハロウィンが定着まではいかないまでも、しっかり認知されたといったところでしょうか。
株式会社ネオマーケティングは、運営するアンケートサイト「アイリサーチ」において、全国3歳〜12歳の子どもがいる20〜49歳の女性を対象に「ハロウィンに関する調査」を行いました。これによると、およそ8割の回答者がハロウィンの日付を正確に覚えているなど、子どものいる家にとって、ハロウィンは行事として受け入れられているようです。
もともとハロウィンは、ケルト人の1年の終わりに当たる10月31日の晩に行われるお祭りです。この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てきたりすると信じられており、これらから身を守るために仮面をかぶり、魔除けのたき火を焚いていたことが由来です。これに倣って、かぼちゃの中身をくりぬいて中にろうそくを建てた「ジャック・オー・ランタン」を作って、子どもたちが魔女やオバケに仮装し、近くの家々を訪れて「Trick & Treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えてお菓子をもらうという風習が定着したようです。
ですので、ハロウィンの正しい日付は10月31日ですが、「ハロウィンがいつか知っていますか」という問いには、正しい日付を答えた人が79.0%もいました。一方で、10月30日などと、近い日付で間違えて覚えている人もいるようです。
ハロウィンと言えば、子どもたちの仮装ですね。さて、お母さん達は自分の子どもたちに、どんな仮装をさせてみたいと思っているのでしょう。この結果は、1位が「魔女」、2位は「かぼちゃ」、3位は「ドラキュラ」となりました。黒やオレンジ、紫といったハロウィンカラーから連想するのでしょうか。小さな魔女やドラキュラが歩いている様子を想像すると、とてもかわいらしいですね。
子どもたちにとっては、みんなで集まってお菓子をもらいに行ける、楽しいイベントでしょう。地域とのふれあいにもなりそうですし、町ぐるみの行事にしてみるのもいいのではないでしょうか。
« 中高生向け科学学習サイト「WAOサイエンスパーク」がオープンしました | トップページへ くらしに生きる科学と技術を絵で表現~科学技術白書表紙絵コンクール »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年10月29日 06:39