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●113番元素の合成に成功、アジア初の元素への命名権獲得に向けて期待膨らむ (2012年10月22日)
文部科学省により、理研・仁科加速器研究センターの森田浩介准主任研究員らのグループが長年取り組んできた新元素合成の実験で、新たな成果が生まれたことが明らかとなりました。
2004年、2005年に続き、今年8月に3度目の合成とその新たな崩壊経路を確認することに成功。これは、新元素の発見の「確定」につながる成果です。
今回の合成は、実に7年ぶりの成功となりました。実験開始からこれまで、元素合成のために原子を衝突させた回数は100兆回を超えるそうです。
そして、今回の成果により新元素の命名権が国際的に認められれば、元素周期表に初めて日本が命名する元素が載ることになります。日本そしてアジア初の元素への命名権獲得に向けて、期待が膨らみます。
なお、今回実験が行われた「仁科加速器研究センター」は、埼玉県和光市にあり、重イオンビームを用いて新元素の合成や植物の育種等を行っている研究施設です。
元素への命名となれば、アジア初の快挙ですね。日本の研究体制がもっと整備され、このような実験の成功回数が増えていくといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年10月22日 23:11
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