●震災を教訓に今後の科学技術・学術政策審議会 中間とりまとめ (2012年10月21日)
科学技術・学術審議会は、平成23年5月に同審議会で決定された「東日本大震災を踏まえた今後の科学技術・学術政策の検討の視点」に基づき検討を重ね、在り方について中間まとめを公表しました。東日本大震災の現状を踏まえ、真摯に検証を行うとともに、以下の5点について審議を行い、これまで以上に「社会のための、社会の中の科学技術」という観点を踏まえるとともに、特に、国際連携、自然科学と人文・社会科学との連携の促進に配慮したものです。
Ⅰ 東日本大震災についての科学技術・学術の観点からの検証(総論)
Ⅱ 地震及び防災に関する検証、復興、再生及び安全性への貢献
Ⅲ 課題解決のための分野間連携・融合や学際研究
Ⅳ 研究開発の成果の適切かつ効果的な活用
Ⅴ 社会への発信と対話
東日本大震災から、「将来起こり得るあらゆる事態に備え、自らの社会的役割及び使命を常に検証し、国民の期待や社会の要請に応え得る体制へ変革することが重要である。」という教訓を得たことにより、あらゆる分野において、各機関及び構成員一人一人が自らのこととして危機感を持ち、環境の変化に柔軟に対応できる強い復元力を持った社会基盤や制度の構築に継続的に取り組まなければならないとしています。
日本国の礎となる科学技術・学術において、東日本大震災においては国民の期待に十分に応えることができなかったことを反省し、各分野の連携を深めながら多様な専門的な知識を結集し、早期問題解決に向けたシステム構築を目指すとしています。
日本の持てる英知を結集し、有事の際には最善の効果を生むシステム作りを構築してほしいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年10月21日 22:01