●小中学校の校務改善~東京都教育委員会 (2012年10月21日)
東京都教育委員会は、「校務改善NEWS」のサイトで、校務改善に関する資料を一つに集めたものを公開しています。これは、各学校が今後校務改善に取り組む際、参考になるように行われているものです。
東京都教育委員会が平成24年3月に策定した「小中学校の校務改善推進プラン」は、教職員の方々が、より組織的に校務を行い、効率的な学校運営体制を実現できるための実施方針です。
教職員の方々が子どもと向き合える時間を十分に確保し、更なる教育の充実を図るための基本的な実施方針となっています。
東京都教育委員会では、まず前提として、学校設置者・学校現場ともに旧来の仕事の進め方を踏襲する風土が根付いていて、学校環境の変化に対し、柔軟に対応しきれていないことが、業務負担と多忙感が増加した真因と考えられる、としています。
そこで、「校務改善」と「意欲向上策」を通じ、環境変化に柔軟に対応できる効率的な学校運営体制づくりを目指し、教職員が子どもと向き合う時間を増やして、更なる教育の充実を図ることをやっていこうとしています。
このプランには、「役割分担の明確化」「業務の改善」「教職員の資質能力の向上・意欲の向上」などが盛り込まれています。
具体的には、「役割分担の明確化」とは、学校内における教職員間の役割分担を整理すること、学校と行政の間の役割分担を整理することなどで、「業務の改善」は、業務プロセスを標準化・共通化することである、としています。
都内全体で改善するというところに、大きな意味がありますね。
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投稿者 kksblog : 2012年10月21日 00:52