●子どもの携帯電話事情 スマホ保有率上昇中! ベネッセアンケートより (2012年10月20日)
教育に関するさまざまな情報を発信しているBenesse教育情報サイトでは、今年8月に実施した小学生~高校生の子どもを持つ保護者に子どもの携帯電話事情についてのアンケートを実施し、その結果を発表しました。スマートフォンの保有は平成24年8月現在で31.2%、中学生で16%、小学生で4.3%となりスマートフォンの保有割合が少しずつ高くなっていることが分かりました。ただし小学生ではキッズ携帯などの電話とメールのみを限定とした携帯を持たせたいとする保護者の意向が多いためか、85%が従来型のフューチャーフォンを購入しています。
携帯電話は子どもたちにとっても必需品になりつつあるようです。小学生では20%前後の保有ですが、中学生では5割近く、高校生では9割以上が保有しています。所有するきっかけは、進学や進級が3割で一番多く、次いで塾や習い事がきっかけになったのが27.6%です。
子どもが携帯を必要と思うかどうかという問いに対しては、高校生の保護者は約52%、中学生の保護者は約25%、小学生の保護者は約14%であり、保護者の気持ち以上に子どもが保有しているという実態がうかがわれます。
必要だとする保護者の意
●子どもの友達もほとんどが携帯電話を持っていますから、部活や遊びの連絡をするうえで必要だと思います
●通話だけでなく、メールの機能もあるから、とても便利! 家族が連絡をとり合うためのツールとして欠かせません
必要ではないとする保護者の意見
●便利なことがある半面、危険も多いので、義務教育を受けている間は必要ないと、わたしは思います。また、携帯電話を持たせると、子ども同士でしか話さないようになり、家の電話にかけて友達の親と話すことも少なくなるはずですから、電話でのマナーも身につけられないような気がします
●子どもは友達と待ち合わせるときに使いたいと携帯電話をほしがりますが、携帯電話がなくても、連絡方法を事前に決めておけば済むはずなので、うちでは買い与えていません。便利であることと必要であることは違うと思います
子どもの携帯電話の保有については、賛否両論尽きないところですが、最終的にはそれぞれの家庭で、保有の有無を含めて十分話し合ってルール決めをすることが大切と言うことでしょう。
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投稿者 kksblog : 2012年10月20日 22:15