●新入社員は素直で真面目、社会貢献への意識が高い傾向~ジェック (2012年10月20日)
企業の教育・研修などを手がける(株)ジェックが、担当した新入社員研修において、「企業人としての意識」を調査しました。
この調査は、新入社員自身が自分の企業人としての意識傾向を確認し成長の方向を知るために、研修開始冒頭に実施しているものです。調査結果から、新入社員の社会貢献への意識が高まっていることが明らかになりました。
「仕事は自分のためにやるのではない」という意識傾向が増えています。また、ここ数年、社会貢献に関する意識も向上し、「仕事を通じて社会に貢献したい」というように考える人も多くなってきたようです。そして、「働き甲斐を求める」傾向が強くなっています。
性格は素直で真面目。言われたことには真面目に取り組む傾向が強くなっています。そして、学習能力は高く、頭で理解してから行動ができるようになるまでの時間と練習量が少なくても、マナーや挨拶用語などがある程度できるようになるのが近年の傾向です。しかし一方で、意味、意図を理解して、自分で考えて行動することは苦手。例えば自発的に共有の荷物を整理したり片付けることはなく、状況が変わると態度が変わり、教室から離れると、できていたはずのあいさつやテキパキした行動はなくなるようです。
周りから、「認められたい」「頑張っていると評価されたい」という承認欲求は強くなっています。「評価されること」「直接的に求められていること」はするが、それ以外はしなくなってしまうかもしれません。
平均化傾向、失敗を恐れる傾向はさらに強くなっています。競争を避けることを一番の判断基準として行動する傾向も更に強くなってきたようです。
真面目に指示されたことはきちんとこなす、新入社員としては好ましい傾向ですね。しかし、貢献欲求が高いために、思い描く社会貢献と自分の仕事がつながらなかったり、仕事のプロセスにやりがいを感じないと、心が折れてしまう新入社員もいるようです。上司や先輩の力を借りながら、職場の良さや仕事の楽しさを知り、成長していけるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年10月20日 00:01