●首相官邸ホームページや日本科学未来館で iPS細胞についてもっと知ろう (2012年10月28日)
今年のノーベル生理学・医学賞は、iPS細胞の研究について、京都大学の山中伸弥教授が受賞しました。医学において、さまざまな用途に有効であることが期待されるこの研究について、世界中に広く知られることとなり、日本と日本人にとって大変誇らしいニュースだと言えるでしょう。
首相官邸のホームページでは「山中伸弥教授&iPS細胞」特集が公開されています。まずは10月12日に山中教授が、野田総理を表敬訪問した動画からはじまり、10月9日の野田総理のブログに書かれた山中教授とiPS細胞についての記事を抜粋して掲載、文部科学省の総合広報誌での山中氏教授へのインタビュー記事の紹介などがあります。
さらに「iPS細胞とは?」というQ&A集で、iPS細胞の基礎知識、またiPS細胞を用いた研究についてなど、誰もが気になる疑問をまとめたコーナーもあります。この中には、iPS細胞以前に再生医療に役立てようと研究されていた、ES細胞も紹介されており、ES細胞の弱点とそれを解決したiPS細胞の特徴について、分かりやすく書かれています。
また、東京お台場の日本科学未来館では、山中教授および共同受賞者のジョン・ガードン博士の研究に関する展示、ミニトークの開催などが行われています。同館では、これまでもiPS細胞について常設展示として紹介されていましたが、さらにガードン博士の研究がスタートとなり、山中教授のiPS細胞の開発へとつながった一連の研究の流れを分かりやすくまとめた特性展示「ともに進める医療」が設けられています。
また、6階のシアタードームガイアでは、以前に上映した3D大型映像作品「Young Alive! iPS細胞がひらく未来」が再上映されています。子どもから大人まで、話題のiPS細胞について、もっと分かるチャンスです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
祝!ノーベル生理学・医学賞受賞!~「山中伸弥教授&iPS細胞」特集~|首相官邸ホームページ
2012年ノーベル生理医学賞受賞に関係する展示、および特別ミニトーク開催についてs/a>
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投稿者 kksblog : 2012年10月28日 23:31