●テーマは「科学」との「おつきあい」 サイエンスアゴラ2012 (2012年10月18日)
科学技術振興機構(JST)では、平成24年11月10日(土)、11日(日)の2日間、東京・お台場にある日本科学未来館とその周辺施設で「サイエンスアゴラ2012」を開催します。「アゴラ」とは古代ギリシャ語で「広場」のことで、〝科学と社会をつなぐ科学コミュニケーション実践のためのひろば〟として、科学技術を活用してよりよい社会を実現するための方策を多角的に論じ合う複合型のイベントで、一部の事前登録が必要な企画を除いて、誰でも自由に参加できます。
2012年のテーマは「見つけよう あなたと『科学』のおつきあい」です。「科学」というと、勉強や研究といった難しいイメージがありますが、プラネタリウムや水族館、山登り、スポーツといった、楽しいこと。お掃除ロボット、ワクチン、スマートフォンなど、身の回りのもの。そして、これからみんなで考えていかなくてはならない色んなこと、今の私たちの生活は、意識していなくても科学とおつきあいして(させられて)いるのです。
東日本大震災やそれに続く原子力発電事故を経験した今、私たちは科学技術とどう「つきあって」いくのかを見つける必要があります。今回のサイエンスアゴラでは、答が明らかでない課題についても考え、語り合い、より良い社会を作るためのコミュニケーションを特に取り上げています。一例として「災害時のリスクコミュニケーション」「科学技術にゼロリスクはあるか」などのトークセッション、「遺伝子組み換え食品の安全性」についての高校生のディベートなどの企画が予定されています。
もちろん知識や楽しさを「伝える」企画も数多く出展されます。話題の「ヒッグス粒子」や「放射線計測とその数値の意味」などを解説するセッションや、その他約200ものさまざまな企画が待っています。実施企画一覧はサイエンスアゴラのホームページから見ることができます。小学生から楽しめるような企画も多数あるので、家族で遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年10月18日 20:05