●タブレットと電子黒板を活用して、共働学習支援を提供開始 日立ソリューションズ (2012年09月30日)
株式会社日立ソリューションズは、IT技術で学校の授業をより効率的にするためのシステムとして、タブレット端末と電子黒板を活用した小・中・高等学校向け協働学習支援ソリューション「StarBoard Student Tablet Software」の発売を発表しました。これを用いることによって、先生のパソコンや電子黒板上の情報を生徒のタブレットに送ること、生徒のタブレット内にある情報を学級で共有すること、生徒用タブレット内に配信されたコンテンツを使って生徒同士が互いに教えあうことが可能になります。
これらの機能は以下のような場面で効果が期待できます。
① 教師のもつ情報を、生徒一人一人のもつタブレットに送ることが出来る点で、電子黒板では見えにくいところも見えるようになる。
② 生徒の端末にある情報をみんなで共有できるので、生徒がみんなの前で発表などをする際に、彼が用いたタブレットの情報を皆で共有することで、より分かりやすいプレゼンをすることは出来る。
③ 教師は生徒がタブレット内に書き込む回答を任意のタイミングで閲覧することが出来るため、生徒の間違えやすい所や得意・不得意をより把握しやすくなる。
④ 生徒同士が教えあうシステムを用いることにより、「情報を整理する力」「表現する力」「理解する力」を育むことが出来る。
また、このシステムは4ヶ国語(日本語、英語、中国語、トルコ語)に対応して、タブレット端末の種類を問わず、iPad、Android端末、WindowsタブレットPCなど、さまざまな種類の端末を同時に使うことが出来ます。また、日立ソリューションズの電子黒板と連携するとより効率よく授業を進めるのに役立つことができそうです。
手元のタブレットを利用することによって、生徒同士が学びあう協働学習が可能になります。積極的に発言する生徒ばかりではなく、消極的な生徒が参加しやすくなることを期待したいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年09月30日 19:04