●南極観測隊って何をしているんだろう 第9回「南極教室」参加者募集中 (2012年09月28日)
南極について、知っていることってどれくらいあるでしょう?南極の自然環境について興味がある人、南極観測隊についての映画やドラマを見て知っている人、ペンギンが好きな人、興味の持ち方はさまざまでしょうね。
愛知の名古屋港ポートビルにおいて、10月14日(日)に第9回「南極教室」を開催します。これは南極や南極の観測事業などについて、多くの人々に理解を深めてもらうことを目的としているものです。現在、小学4年生以上を対象に参加者を募集しています。参加費は500円で、往復はがきでの申込になります。
今回の「南極教室」では、第52次日本南極地域観測隊に名古屋大学からは初となる女性越冬隊員として参加した、礒野靖子氏を講師として招きます。礒野氏は南極昭和基地において、ミリ波分光計を用いて第紀観測を行うなど、極域大気の総合的な理解を目指す研究に携わってきました。季節と共に移り変わる自然と昭和基地での仕事や楽しみなど、観測隊員として実感した南極大陸での生活も併せて聞くことができます。
そして南極の生きものの代表と言えばペンギン、そのエンペラーペンギンの子育てについて学ぶことができ、教室への参加者には、修了証とともに、エンペラーペンギンの羽毛がプレゼントされます。会場には南極の氷や、ペンギンの羽毛・卵の標本、南極観測に赴く際の装備品などが展示されます。
南極教室では「南極観測船ふじ」の船内見学ができます。「ふじ」は1965年から18年間、南極観測に赴くために活躍した砕氷船で、会場となる名古屋港ポートビルのすぐ近くに1985年から永久係留されています。当時の姿そのままの船を見ることで、砕氷船という特殊船の構造や輸送手段としての船の役割を理解するとともに、南極の自然や南極観測の意義などを知ることができます。
南極の実体験を聞いて学べる貴重な機会です。家族や友達などのグループで、ぜひ参加してみませんか。
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投稿者 kksblog : 2012年09月28日 22:12